ヒソップヤナギハッカヒソップ ヒソップの雑学 昔から薬効成分が強いハーブとして利用されてきました。 殺菌作用・防虫効果があり、 昔々のローマでは、ストローイングハーブと呼ばれる床にまくハーブとして用いられたり、洗濯の仕上げ(すすぎ)に少量混ぜて利用されてました。 暑さにも強く耐寒性もある育てやすいハーブで、 元の株(去年の枝)は木質化してきますが、春には、新しい枝と芽が出てきます。 ヒソップの葉は、一年中緑を楽しめて、必要なときにいつでも収穫が出来ます。 薬効のあるのは、紫色の花といわれますが、薄い紅色や白い花を咲かせる品種もあります。 ピンク花の品種や白花種もあります。 写真は、ホワイト種のヒソップ 和名:ヤナギハッカ(柳薄荷) シソ科/ヤナギハッカ属/常緑低木 花言葉:清潔 開花の時期 7~8月頃 種まきの時期 3月中旬~9月頃 挿し木の適期 5月~7月頃 ハーブの土や挿し木の土などに、若い枝を選んで挿し木し、根がつくまでは、水切れに注意します。 種から育てても、生長は早く、しっかりした株で育ちます。 水やり・肥料 ハーブの中でも肥料を好みますので、 私は、マグァンプKの緩行性の粒状の有機肥料を元肥にして植替え、植付けをしています。 酸性土壌を好まないので、植え付ける1週間前には苦土石灰などを使って土を調和させておきます。 乾燥気味に育てるといいと思います。 注意点 梅雨の長雨や多湿を嫌いますので、梅雨の前には不要な枝をカットし、株の根元をすかして風通しをよくしてあげます。 開花中は、花ガラをまめに摘むと、より長い間花を楽しめます。 関西の平地では、屋外で常緑のまま越冬しますが、 冬の前に、枝を3分の2~半分の長さを残すほどの、大きい刈り込みをしてもいいと思います。 利用・効能 乾燥させた葉は、脂分の多い肉料理と相性が良く、少量を細かく刻んでパイや、ミンチに混ぜて使います。 摘みたての花は、エディブルフラワーとして、サラダに散らして用います。 たくさん収穫できたら、ポプリや、入浴剤にしてもいいと思います。 呼吸器系の疾患、せき止め、うがい薬、風邪の予防に薬効があります。 大さじ1杯の乾燥させた葉に対して、3カップのお湯でお茶にすれば、咳止めや、風邪予防になるといわれています。 害虫と病気 乾燥させすぎると、ダニの発生の原因になりますので、葉水などを使って予防するといいと思います。 ジャンル別一覧
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